春を受け取る


 寒暖計の赤い棒が、0から下がらないはずの4日目。
 今日も、19℃あたりまで上がると予想された。
 朝、全国的な濃霧注意報。

 家の前では9℃(午前6時)。
 朝からイヌノフグリが開いた、開いた。


    イメージ 2 イヌノフグリ


 思ったより早く届いた本を読んでいるうちに昼近く。
 天気予報を見ると、9日(水)、10日(木)に、半日ぐらいずつ傘マークが出ている。最高気温も、5℃程度。

 こんなことはしていられない。春を受け取っておかないと …。
 
 梅は既に満開を過ぎ、椿も藪を出て、さんしゅゆの黄色が目立つ。
 野では懐かしい風景、ゆったりと草を食む牛の群れ。
 街中では、ワイシャツで歩く男子高校生。半袖短パンの小学生。

 足は海の方へ。
 そうだ。春の魚にしよう。
 鰆さわら、ない。では、鰹かつお。(夏の魚。宮崎から空輸とか。)

 かくして夜、刺身をワインでいくことになる。
 (ポリフェノールの関係で赤。)

    イメージ 1 菜の花のお浸し添え

 うまい。
 アルコールが入って、花粉症の症状が出てきた。今晩一晩付き合うことになるのか。これも、正真正銘の春。