英のEU離脱ショック大か


 昨夕のテレビ映像では見ていたが、夜明けの新聞紙面に見る活字の記事に、ことの大きさが確認できた。


 イメージ 1 キャメロン英首相、10月までに辞任の意向示す。
 

 英国で23日に行われた欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票は、得票率が、離脱派が約52%、残留派が約48%となり(開票100%終了時)、離脱派の勝利に終わった。
 英国の先行き不透明感が、第二次大戦後の欧州統合にブレーキ。
 
  離脱ショックが世界の金融市場を揺らした。イメージ 2
   円相場が一時1ドル99円ちょうど2年7か月ぶり
   日経平均1,286.33円安の14,952円02銭約16年ぶり



 既に、株安で日本への影響が出はじまった。  
 まず日本企業への影響が大きいらしい。
    英政府によれば在英の日本企業は1000社を超え、約14万人の
   雇用を支えているという。
    円高が続けば、一般的に日本の輸出企業は打撃を受ける。
    在英の日本企業が欧州他国とビジネス上の手続きを直す必要が
   り煩雑だ。日本企業は英国から出るのか。


      イメージ 3


 日本企業に影響があれば、われわれ国民にも出るだろう。

 酒類輸入販売を手がける企業が、影響がないことを願うだけ。」とコメントした。大手旅行代理店は、「影響はそれほどないのでは。」とみる。「ロールス・ロイス」には、為替の影響を受ける可能性があると。

      投資については、「離脱は日本経済全体にとってあまり
     関係はないはずだ。日本人の反応は過剰だ。」とも。

 高校の地理歴史や公民の教科書などでは、「大きなニュースなのでEUに関する記述を修正が必要になるかもしれない。」とは面白い。