茨城空港でF4出火


 今日午前、航空自衛隊百里ひゃくり基地(茨城県小美玉おみたま市)で、
飛行訓練のため滑走路に向かっていたF4戦闘機の主脚が折れ、誘導路上で出火した。


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    約20分後に消え、パイロット2人は無事脱出。
    主翼と燃料タンクの一部が地面に接触し、機体
    から漏れた燃料に引火したとみられる、と。


 私が驚いたのは、茨城空港で起こったからだ。
 時々使うし、戦闘機の飛行訓練も見ている。


   茨城空港は、百里基地の敷地に、施設(滑走路等も)を
  共用(国内に8つ)することで開港している。2010年3月


 夕方、小野寺五典防衛相が記者会見した。
 
   「飛行の安全に関わる重大な問題だ。F4で飛行前に主脚が
  折れるトラブルは過去になかった。F4の機体は古い、現有機
  の安全性を改めて確認して飛行させる方針だ。」とのべだ。
         (1990年導入か。国内では百里基地にのみ。)
  
                         
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 17日の救難ヘリの墜落に続き、
今回の事故と、自衛隊の航空機による事故が相次いでいることについて
 
   「北朝鮮や中国を含め、安全保障環境が厳しい中で、警戒監視や
  スクランブル=緊急発進などの任務が頻発しているのは事実だ。
  こういう時にこそ安全にしっかりと目配りをし、安全な飛行を心が
  けることが大事だ。今回の事故を教訓に再発防止に努力していきた
  い。」と述べている。
                                 
                                
  小野寺氏は2度目の防衛相。それ以前からも、政府閣僚の中では、
 常に誠実で前向きな考え方、発言が多かった。
  これは、どうもその様には聞こえかなかった。