夕方、小野寺五典防衛相が記者会見した。
「飛行の安全に関わる重大な問題だ。F4で飛行前に主脚が
折れるトラブルは過去になかった。F4の機体は古い、現有機
の安全性を改めて確認して飛行させる方針だ。」とのべだ。
(1990年導入か。国内では百里基地にのみ。)
17日の救難ヘリの墜落に続き、
今回の事故と、自衛隊の航空機による事故が相次いでいることについて
「北朝鮮や中国を含め、安全保障環境が厳しい中で、警戒監視や
スクランブル=緊急発進などの任務が頻発しているのは事実だ。
こういう時にこそ安全にしっかりと目配りをし、安全な飛行を心が
けることが大事だ。今回の事故を教訓に再発防止に努力していきた
い。」と述べている。
小野寺氏は2度目の防衛相。それ以前からも、政府閣僚の中では、
常に誠実で前向きな考え方、発言が多かった。
これは、どうもその様には聞こえかなかった。