交流サイト(SNS)やオンラインゲームなどに没頭する「インターネッ
ト依存」の疑いがある中高校生が、約93万人に上る(2017年度全国推計)と、厚生労働省研究班が発表した。
12年度の前回調査(約52万人)から倍近くに増えたのだという。
①ネットに夢中になっていると感じる
②予定よりも長時間使用する
③制限しようとしてもうまくいかなかったことがある
④トラブルや嫌な気持ちから逃げるために使用する
⑤使用しないと落ち着かない、いらいらする
⑥熱中をかくすため、家族らに嘘をついたことがある
⑦使用時間がだんだん長くなる
⑧ネットのせいで人間関係などを台無しにした、しそ
うになった
― 8項目のうち5項目以上該当するとネット依存が疑われる ―
スマートフォンやSNSの普及が原因とみている。
調査 17年12月~18年2月
全国の中学校48校と高校55校の約6万4千人回答
ネット依存が疑われる生徒の割合 中学男子 10.6 %
中学女子 14.3
高校男子 13.2
高校女子 18.9
ネット依存で問題を起こした経験の中では、「成績低下」が5割と最多
で、次いで「居眠り」「遅刻」「友達とのトラブル」の順だったとも。
病気なのかな。君らが私の話を聞かないで、寝ているのは。