日本列島は、ここ2,3日、桜の開花を待ち望む人たちの思いを逆なでするするように気温の上昇が抑えられていた。
そして予報通り今日の午後からは、いよいよという暖かさになった。
「気まぐれが一輪咲いた。」などと大騒ぎしている。
夕べ、満開の梅の向こうに春の月が昇ってきた。
おぼろ月だ。
暖かいから、靄っている。
こんな山沿いでも、15℃(午後5時半)もあるのだから。
梅が枝越しに春の月を望んでいる。
もう間もなく、桜の向こうにおぼろ月を観ることができるだろう。