頼みのラジオより早く目が覚めてしまう。
せみの声で、と思いたい。
ひぐらしの大合唱だ。4時11分
カナ、カナ、カナ とあちこちから湧いて、波になって広がっていく。
あちこちの雑木林で鳴き出したひぐらしは、10分ぐらいでピタッと止んでしまう。
また夕方というように、一声もない。
こんなひぐらしを聞いた日は、間違いなく暑くなった。
3日続いた夕立はだんだん早まって、今日は15時過ぎにはやって来て、雷も連れて大
暴れしていった。
1時間半程度で上がると、涼しくなって過ごしやすくなる。
静かに暮れた 19:00過ぎ
ここらでも、雷3日だ。
雨を逃れて晴れ上がり、最高気温30℃直前 (後で確認 31.2℃max )までいった14時から1時間後に
は雷付きの土砂降りになった。
梅雨明けかなどと言い合った空に、今年最初のきれいな積乱雲を見た。
北の山の方に出て、だんだん暗い色になっていった。
12時ごろ
これは外出先で見ていたもので、私は逃げるように南の方の自宅に戻った。
その3時間後には、追いかけてきた、短時間だか強い雷雨をやられた。
温められた家に閉じ込められる。
明日4日目の夕立が来る予報だ。
大雨が列島を舐め尽くすように降っている。
人的被害も逃れようがなく、自然の畏れに為す術がないと知るだけだ。
自分のところにだけは被害が起こらないようにと思う人を責められない。
大きな傘の下に暮らしている人には分からない。
4度目の緊急事態宣言発令が出されるコロナ禍。
西村コロナ大臣が、
8日、酒類を提供する飲食店が休業要請に応じなければ、取引先の金融機関に
店舗情報を提供して働きかけを行うと発表した。
資金の貸主に圧力をかけたら、やむをえず言うことを聞くだろうという魂胆
だったようだ。
発言を撤回した後、
菅首相9日午前、西村大臣の発言に法的根拠があるかについて記者団に問われ、
「どういう発言なのか承知していない」と回答した。
加藤長官は、午後の会見で、西村大臣の当初の発言が個人的なものであること
を否定し、新型コロナ感染症対策本部で作られた案であったことを証言した。
この大臣ら、篠突く雨が自らの頭に降っているだろうを覚っていない。
安倍前首相は、3年3か月の民主党政権を「悪夢」と述べて批判し続けていた。
しかし今や、国民は悪い夢を見ることが出来ない状況に追い込まれている。
国民が、ささやかな幸せを感じながら暮らす時など来ない。
大雨は後戻り南下して、九州南部で酷かった。
9~10日の積算雨量 ●500mm近い
雨域は、東へ去らなかった。
線状降水帯が発生、発達した雨雲が次々とかかり、記録的な大雨となった。
朝、鹿児島・熊本・宮崎に大雨特別警報が発表。鹿児島県さつま町では24時間雨量
が473.0mm(~12:40分)に達し、観測史上1位。
ここも、24時間で、平年の7月1か月分の雨量を超す雨が一気に降った。記録的
な大雨により、土砂災害や道路の冠水、住宅の浸水など被害がでている。
強い雨は梅雨末期のことだと言われているが抜けられなかった。
明日以降も厳重警戒が続くらしい。
実は他人事ではない、関東の私のところは激しい雷雨だった。
側溝が溢れるくらいなら仕方ない。土砂崩れも予想される。
東京五輪、東京・神奈川・千葉・埼玉1都3県の会場が、全て無観客にすると決まっ
た。 ー 大会組織委、都、政府、IOC、IPCによる5者協議での合意。
政府の 東京都への緊急事態宣言再発令と、
3県のまん延防止等重点措置の延長 の決定を受けたもの。
宮城、福島、静岡の会場は、定員50%以内で最大1万人。
茨城は、昼間は県内の一部中高生のみ可、夜間は無観客。
北海道は、今夜遅くなって、無観客が、決定した。
東京との人の往来が止められないということだ。
全国での新型コロナ感染者数が6月22日に前週比増を始めて、第5派の入り口辺りに
いるようだから妥当な判断だと見える。
一方、気になるコメントがある。
あの尾身氏の、ワクチンの効果が「少し弱まってきている」。
「 全く効かないということはなくて、よく効くワクチンだと思いますけど、
少し効きが弱まっているということもあるので ・・・」
新変異ウイルス「デルタ型」が拡大してからワクチンの感染防止効果が
低下しているというイスラエル保健省の調査結果を参考にしているらしい。
デルタ型の感染力が従来に比べて強いことはほぼ間違いないと認め、マスクの着用や
換気などの感染対策が今まで以上に必要だと、強調するしかなかった。
もう五輪はそこだから、ワクチンの効果は現時点以上の効果は考えられない。
無観客は、選手関係者は勿論、首相のいう国民の安全を守るには最善だろう。
私は、2回目のワクチン接種を待っている。
土砂崩れの映像が流れた。
ああ熱海は、まだまだ大変なんだなあと思った。
実は広島県の様子だった。
関東では大した降水量ではなかったが、九州から西日本は酷かったようだ。
7日
7月1ヶ月の降水量を6時間で超えるという降り方らしい。
自分は災害の少ないところに住んでいるものだから、ニュースの聞き方に真剣味が欠
けていたか。
いや何十年に一度は、近くで生死に関わる大雨や鉄砲水があったが、極近いという訳
ではなかったから身に沁みてはいないのか。
そうとはいえ、今の雨の降り方は尋常ではない。線状降水帯
積極的な防御は、避難なのか。
情報をLIVEで受取りながら、確率の低い筈の不運に当たってしまうとは、哀しい。
外れた分の好運を大事に生きなければならない。
何といい日になったのだろう。
朝のスタートのように、雨がちらちら程度に降るのを覚悟していたら、雲が少し残し
ながら夏の空になった。
前の人たちも多分これに喜んで、のんびりとやっているのだろう。
ニイニイゼミの声が大きくなって、なおさら暑く感じた。
待っていると、額から伝ってきた汗が鼻の頭から落ちる。
30℃まではいかないまでも、芝の上だから体感はそこまでいっている。
暑いくらいのいい天気になったのを喜んだり嘆いたりだ ・・・。
コースには朝まで降った雨の名残がたくさんあった。
ラフも水分を吸って手強かったが、緑がきれいだった。
No.16のT.A.から南側を見る。
昼食は、冷しゃぶ膳だ。暑いのに、これがいいだろう。
700kcal 程度しかないらしい。この天気ならもっと ・・・。
これで、温泉に入って疲れを減らしておくことにする。
梅雨明け宣言が出るかというような天気だった。
帰りに、気になっていた女性に遭った。
織り姫とは言わないが、今夜晴れるだろか。