葉月十五夜だというのに、厚い雲で気配もない。
いい知らせは、ローマ法王フランシスコが11月23日(~26日)に来日するということだ。被爆地広島と長崎を訪れるという。(官房長官記者会見)
6年前に就任したフランシスコ法王は、核兵器の脅威を繰り返し訴え、バチカンも一昨年、いち早く核兵器禁止条約を批准するなど核廃絶に向けて積極的な取り組みを続けている。
被爆地訪問で、どのようなメッセージが打ち出されるのか。
法王は去年1月、ローマ・カトリック教会が定める「世界平和の日」に、原爆が投下された直後の長崎で死んだ弟を背負った少年の姿を撮影した写真に、「戦争がもたらすもの」というメッセージを添えたカードを配るよう指示したという。
焼き場に立つ少年
広島県被団協は「ローマ法王が来られると聞いて被爆者は胸が躍るような気持ちです。私たち被爆者に寄り添ったことばを世界に発信してほしい。」と。
長崎の被爆者でもある信者は、「戦争のない世の中がいちばんです。長崎から平和のメッセージを出してほしい。」と。(NHK NEWS WEB)
フランシスコ法王は82歳。イタリア北部からアルゼンチンに移住した家族に
生まれ、6年前に中南米出身の初めての法王となった。
ニュース画像は、地元で話す法王だった。
イタリア語だったのだろうけれど、ラテン語だったらもっとよかった。