東京マラソンは、、感染が拡大する新型コロナウイルスによる肺炎の影響を考え、
一般参加者の出場は取りやめ、エリート選手のみで実施するとされた。
規約に基づき、参加料、寄付金は返金しない。特例として来年大会の出走権
を与えるが、来年エントリーする場合は別途参加料が必要となる。
男子は東京五輪出場選手選考会を兼ねている。
中村匠吾、服部勇馬に続く残り1枠を、大迫傑と設楽悠太が競っているのだ。
1時間29分47秒で初制覇した。
この大会の記録(30kmの日本記録) Nishispo
更新が期待されたがならなかった。
それでも、東京マラソンで2時間4分台の可能性も感じさせるという声も残った。
今世界には、2時間5分台で走る選手が、53人もいる。
雨が打ちつけ、体を冷やし、向かい風が行く手を阻む悪天候だったようだ。
最初の10kmは29'20"と30kmの日本記録を更新するペースを刻み独走態勢
を築いたが、15~20kmのラップは15'32"まで落ち込んだ、らしい。
2日の丸亀ハーフマラソンは折り返しまで先頭で引っ張りながらも失速して
いたので、どうかと思っていた。
今回も2位集団の猛追を受けたが、最後の5kmは15'04"とスピードを上げて
ゴールしている。― 調整してきた意地が見せられた。
ただ、この(30km)記録を42.195kmに換算すると、2時間06分16秒だ。
自身の記録更新もないし、五輪候補もない。
レース後に、「日本中が興奮するような走りをしたい。」と言っているのが印象
的だ。18年2月の東京で16年ぶりに日本記録を更新しているだけに、今回の東京で
厚底の新作をはいて、2時間4分台で走ってほしい。