暑さに向かう日

 

 今日は、皐月も二日。

 

 沖縄慰霊の日。 「平和の礎」近くの広場で行われる沖縄全戦没者追悼式は、毎年

真夏の太陽が照りつける中で行われている。

 「礎」に刻まれた名を指でなぞる老人、「礎」にともる炎に手を合わせる親子、来年

まで私の中に残る姿だ。

 

 私のところは、梅雨らしくどんよりとした厚い雲。時々弱い雨が降ったり止んだり、

鉄線の白い花や飛び石をぬらしている。

 

    雑草も水分を含んで、私に刈らせようとしてくれた。

    お陰で、昼を挟んで普段の2日分やってしまった。

    随分はかどったが、夕方には疲れがどっときた。

 

 庭のドクダミは最強の敵だ。

 除草剤をかけても、他が絶えた中で緑の根葉を延ばしてくる。

 刈っても、根に近いところの茎から息を吹き返すやつもいる。

 

 

        f:id:komut:20200623061352j:plain 咲き終わった茶色も

 

      緑の葉の中の白い花はきれいで、梅雨のいい風景なのだが ・・・。

 

 ああ、明日からはきっと夏の暑さに向かう日が続くのだろう。