今年も、正月向けの餅つきが、やって来た。
縁起を担いで30日に、二人の弟の応援を得て、お供え作りをしてきた。
彼らのお陰で、今年も変わらず実現にした。
それは、29が「二重苦」につながることや、29の9が「苦餅」「苦持ち」になってし
まうと忌み嫌ってきた。一夜飾りも避ける。祖父母などから聞いていた習わしだ。
29をふくと読んで、29日についた餅を「福餅」と呼ぶところもあるむとか ・・・。
飾るのは、元日の早朝、暗いうちならよい。
つくまでの準備を私がやって、つくのは機械、まるめ形を整えるのを弟たちに委ねて
いる。これが、最もいい流れになっていてる。
彼らが言う通り、柔らかいからどんどん平らで大きく広がった鏡餅になった。
蜜柑も干し柿も安定して乗っかっていられる格好だ。
始めよければ全てよし、の準備が出来た。
やっているうちに霙が降り出して、短い時間で上がった。
寒くなったが、穏やかに暮れていく。