お供え餅

 

 歳神様への供物、お供え餅をつくった。

 臼と杵ではないので、搗いたではなく、ひらがなの「つくった」だ。

 

        

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      ずいぶんへらべったくなってしまった。

      干し柿は飾るときに乗せる。真っ黒。

 

 

 臼と杵でやっていたのは、あの大地震の前だったと思い起こす。

 今年はそれも危うかったが、何年ぶりかで、昭和30年代と40年代生まれの兄弟三人が集まるとなったので、餅つき器によるお供え餅が出来上がった。

 

 我が家では、お供え餅(鏡餅)をつくのを、30日としてきた。  

 周りでも、29日は「苦餅」、31日は「一夜餅」と嫌ってきた。

 末広がりの28日もいいかもしれない。

 

 また、ここのところ、干し柿を乗せることにしている。

 蜜柑(橙)は代々家が大きく続くようにという願いを込めているらしい。柿は、福をかき集める とか。

 もう何がなくてもいい。正月が来てもいい。