敗けを認めて

 

 18番をホールアウトした私は、スコア提出に向かっていた。

 クラブハウスのロビーで、松坂投手が現役引退会見をしている。

          

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                  涙もあったとか

 

 悪いスコアだった私に、お前も引っ込め、と言っていそうな風景だ。

 

 

 ロイヤルメドーC.C.で行われた第56回栃木県知事杯ゴルフ決勝大会。

 2回の予選を通過した人、いろいろな条件のシードを持つ人、155人。

 

          

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         気温が低く、みな長袖だった。

 

 私は、ボギーペースで終わった。

 1Wが230ydsくらいしか飛ばなくなってしまっている私には、総距離7064ydsのコー

スは手強かった。

 さらに、ラフが2nd地点からグリーの周りまできつかった。10日前に行われたプロの

大会の設定がそのままだったらしい。グリーはそこそこだったのに ・・・。

 

        

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         練習グリーンもにぎやか ・・・

 

 私は一昨年に、55歳以上のシニアの部に移っていた。

 しかし今年、一般男子の部に戻した。

   私の何時も行くC.C.で、2次予選があること

   このC.C.からの昨年の対応に対するリベンジ

 

 何とか思惑通り進んだが、今日の決勝では、きっぱりとやられた。

 7000ydsを超えるコースでラウンドする機会が少なかった。

 1Wが250ydsは飛ばないと勝負にならない。

   今日の同伴者は、28、35、38歳だった。飛距離はどうしようもなかった。

 

 

 スコアカードを提出して、ああこれで一般男子の部は終わりだ、とは思わなかった。

 ここからどこまで一般男子で決勝に出続けられるか挑戦だという気持ちがふつふつと

湧いてきた ・・・。                  さあ、筋肉をつくり直しだ。