そのゴルフ。祈りはとどかなかった。
まず、雨。
冷たい雨。気温が10℃くらいで、息が白く見える。
9時59分スタートで、少し暖かくなってからだから、身体の動きがよくなるだろうと
思っていた。獲らぬ狸がいっそう落胆に向かった。
上から下から雨粒にやられる。
傘を差しながらの移動に、エネルギーを奪われる。
普段の身体の動きをさせてくれない。
ここの、友の会のコンペだから、そんなにスコアにこだわることもないのだが、少し
気分よくラウンドするためには、パーの36、72に近い数字でホールアウトしたい ・・・。
雨の苦手な、雨の嫌いな私には、 いつものショットをさせてくれない。
グリーンがいつもより重くなっている。
短いのを打ち切れずにボギーになってしまう。
2つめが出ると、それ以上はなしにしようとプレッシャーにやられる。
前半で、このパターンが4つも出てしまった。
No.1で、1mのバーディーパットを外したときに、これが始まっていたのか。
今日の集計をペリアと予想し、ここをハンデホールと考えていたからだ。
ところが新ペリア。
4つのボギーうちの1つしか、その6つに入らない、運のなさ ・・・。
雨、得意技振るわず、参加賞だけのコンペに終わった。
三重苦のゴルフだった。 ― 今週は、ゴルフに心も身体も打ちのめされた。