勘違いしている国民

 

 山あいの町の防災無線が、参院選の投票を呼びかけている。

 残念ながら、過疎化が進んでいて、関心は一層低いだろう。

 

 ケーブルテレビやホームページでも、お知らせをやっている。

 期日前投票に、無料のデマンドタクシーを利用してくれと案内している。

         

         

 

 参院選は身近な選挙ではないだろうと感じるから、それも必要ではあるだろうが、そ

ういうところにまで経費をかける価値があるのだろうかという疑問が膨らんでいる。

 

 

 私も、棄権でいい、と思っていた。

 しかし、ここに来て、1票しかないことが残念でならない。

 

     社民党が存亡の危機にあるからだ。

 

           国会議員 現在2人

 

   55年体制下、自民党との2大政党だった、日本社会党。今は、社民党

   参院選の結果次第では、公職選挙法上の政党要件を失う可能性がある。

   

   45年11月に結成され、47年には片山連立内閣が誕生。最盛期の50年代後半には

  衆参約250人を数えていた ・・・。

 

 

 露のウクライナ侵攻で平和の意味が改めて問われる今、護憲政党の存在価値を理解す

る国民が減少していて哀しい。

 

 どうして、こんな日本になってしまったのか ・・・。

               たかが1票 されど1票