全国で新たに11万675人確認。
今日16日の新型コロナウイルスの感染者数だ。
1日当たりの新規感染者数としては、第6波のピークだった2月5日(約10万5500人)
を超え、過去最多となった。
10万人を上回るのは2日連続。
前週の土曜日から倍増しており、各地で感染が急拡大している。
新規感染者が過去最多となったのは、青森、宮城、山梨、静岡、愛知、
和歌山、山口、香川、高知、福岡、長崎、熊本、鹿児島、4沖縄の14県。
新型コロナウイルスのオミクロン株の系統の一つ「BA・5」が、国内で広がると懸念さ
れている。
第6波で感染の主流となった「BA・2」系統よりも、感染が広がりやすいとみられるといわれている。
京都大の西浦博教授の推計によると、感染者1人が何人に感染させて
いるかを示す実効再生産数は、BA・2系統よりも 1・27 倍高かったという。
新型コロナウイルスの感染が再拡大し、専門家などから第7波に入ったとい
う認識が示されている。
この状況を、政府も専門家も、行動制限は必要ないとしている。都道府県からまん延
防止等重点措置の要請がないことを理由にしている。
基本的な感染対策の徹底を訴えてはいるが、それで大丈夫なのか。
感染者が減少する要素は見当たらない。