そこは運だらけ

 

 ゴルフ — は国内。

 男子の最終戦。東京よみうりカントリークラブ

 

 米を主戦場にしてきた小平智が、

  -4・4位  ➩ -8・首位T ➩ -11・首位(2位に2打差) で、決勝ラウンド。

 

 バーディーが出なくても、3日目までと同じ。

 ただ1Wが、右へ出たまま戻ってこない。ここは、ドロー系の球筋の方がいいセカン

ド位置が得られやすい。

 そして、左奥のピンには、一層効果的だ。

 

 彼は、No.6の541yds、2オン可能のパー5の2nd(Iで)で、右の林に打ち込む。

 幸運にも木に当たって、サブグリーンのバンカー。ピンまで60yds くらいだったか。

 

         

          No.6 小平の3rd

  

 この状況が、今日の最終成績を暗示していた。

 (PC視聴で詳細不明) パーで切り抜けたが、バーディーを取れるホールだった。

 

 彼は、today +1の-10 で、2打差の5位タイに終わった。

 ここでの優勝経験がありながら、コルフの流れには抗えなかった。

 

 

 固く、速いグリーンての彼の最初のボギーは、No.6 のアプローチ。

 花道横のラフとの境目に留まったボールを、3Wで転がしたらグリーンの反対側まで転がってオーバー ・・・。

 

   昨日のところではないだろうな。        

 

       

     これはフェアウェイだが     止めるためにダウンブローに

 

 そのプレーヤー、逆目に立ててしまった芝を、抑えもしないで、マークに行った。

 キャディも、何もなかったように、パターを渡してボールを受け取る。

 

    その光景は、あまり見られていないだろう。

    その辺りからならすべてパターで打つ私には、重大なことだった。

 

 直さなければならないルールはない。

 自然のまま、あるがままで打つ、と言われるが、そういうフレーヤーの後は不運だ。

  グリーンの外は直せない。歩数を計るふりして、踏んで平らにしてしまおうか。

  ラフに入った打った後にすっぽり入ったボールには、救いの手がない。