冬の空星がきれい

 

 今日は陽が沈む前に帰宅しようと思っていた。

 出かけ先から散髪をすることにしていて、ここに寄ると遅くなりがちだからゆっくり

雑談をしていると、寒くなってしまうと思っていたのだ。

 

 それは、西に傾いたと思ったら、見る間に沈んだ。

 もう、寒い。3℃。― 飲み始めるまでには、まだやらなければならないことがあった

 

 振り返って沈んだ辺りは、オレンジ色がみるみる淡くなっていく。

 やや左、実は南、眼の高さより少し上、に月が見える。三日月だ。

         

 

          16:35 ごろ 

 

         実は、月齢 2.6 。旧でも、師走に入ったのだ。 


 冷えているからか、三日月だからか、はっきりとした輪郭で、お日様が戻ったら、い

や地平の向こうで追い着くいたら、突き刺しそうだ。

 

 

 冬の間は空気が澄んでいるから、流星群が何度も見られるという話題があった。

 それを確かめようという訳ではないが、夜が更けてから外へ出て見上げてみた。

 北斗七星の柄杓 ひしゃく の底が最も高いあたりになっていた。

 

         

          星座イラストから(縦横比不正確)

 

         柄杓の頭から北極星までの距離は、一辺(深さ)の何倍だったか、

        目分量でやってみた。およそ5倍、でいいことにした。

         カシオペア(W)座も、同じようにして見付けることが出来る。

         北極星真北で、高度はその地点の緯度(私の所36°46')も手がかり

 

 もう、気温は ― になっている。

 子どもの頃、明け方にいっぱい星が流れるというので、着込んで待ってが、風邪を引

いたのを思い出した。  ―  冬の空は、星がきれいだ ・・・。