分からない奴ら

 

 今日のゴルフはスタートが10時過ぎで、出るまでに疲れてしまうと思っていた。

 それでも天気がいいものだから、仕方がないと諦めてもいた。

 

 No.1は、東の方に向かっていくものだから、今日はのんびりいけるはずだった。

 私の好きな八溝の上に雲が湧いていて、まさに、

 

  おうい雲よ ゆうゆうと 馬鹿に呑気そうじゃないか ・・・ という風景だった。

 

         

          おおい 雲よ

 

 ところが ・・・ 、・・・ ところが、前の組が、その前の組も、そのまた前の組も、・・・

プレーがおそい。歩くのがおそい。先に進む要領が悪いのが見える ・・・聞いたら、週一

でここに来ているとか ・・・。

 

    ゴルフ場が大目に見る関係らしく呆れる。 

    ルールで成り立っているスポーツにあるまじき現実が横行している。 

 

 

 料金の値上げがすぐそこ、ゴルファーの高齢化で、あっちもこっちも目の前が厳しい

らしい。1円でも多く落としてくれる客を優先する。

 もう、ルールもマナーも、あったもんじゃない。

 マナーに気遣う心持ちも体力もなさそうだ。

         

                        

 北側の雪も消えてきている。

 山頂を繋ぐ線がきれいだ。 

 

           

 

 

 この辺りの早い春の風景で一番好きなのが、辛夷だ。

 おかげで、今日はゆっくり眺めている。

 

 

         

 

        もう、満開になってしまっている。

 

 いやー、シニアながら、アスリートゴルファーを自称する私には堪え難い状況が続い

ている。

 筋肉の落ちていくのが伝染している。

 もうテンションがどうの ・・・ というところにはなさそうだ。

 

 分かるかなあ、分かんねえだろうなあ。