岸田首相が21日にウクライナを電撃訪問した際、地元広島の名産品「必勝しゃもじ」
を手土産として、ゼレンスキー大統領に渡していた、と官房長官が会見で発表した。
しゃもじで「飯取る」ことを「敵をめしとる」という語呂合わせで、
広島の宮島の名産品で、もともと縁起物として知られている。
しかし、いわゆる危機意識が軽過ぎはしないか。
あの人種の選挙とか、スポーツの対戦とか、そういうものには適しているだろう。
日清・日露戦争際、験担ぎに戦場に向かう兵士がしゃもじを奉納したという逸話を持
ち出す人もあるが、戦争中の緊迫した現地で贈るのことには、違和感が満ちている。