生きるということ

 

 新しい年も半分を過ぎてしまった。

 小正月の一夜を越えただけで、それではまずいと思った。

 

 私はこの正月で、平均寿命の おおよそを過ごしてしまったということに気が付いて

しまったからだ。

        

          

 

        朝日はなお応援してくれていると見えた ・・・

        

 日の出が、早めに転じた。

    日の入りは、すでおよそ25分遅くなっている。

 

 

 紅梅が二つ三つ開き出したのに、蝋梅が負けじと急いでいるようだ。

 

          

          

 

 

 あなたたちにも、必ずやって来ると ・・・ 。

 そして私など、それを喜んでいる。

 

 谷川俊太郎の 生きる が思い浮かぶ。

 

     生きているということ
     いま生きているということ
     それはのどがかわくということ


         木もれ陽がまぶしいということ
          ・・・・・・・・・・

         いのちということ

 

 寒さに耐える日々だ ・・・。

 とりあえず、一つ目の難所は立春か。