高校は、いよいよ卒業式の時期を迎えている。「予行」に立ち会う。
何と、式歌が「仰げば尊し」。一番卒業生、二番在校生、三番全員。
10余年も前に近くの高校の卒業式に臨席した以来だったから、あまり注目してはいなかったが、少し驚きながら嬉しくなった。
仰げば 尊し 我が師の恩
教の庭にも はや幾年
教の庭にも はや幾年
・・・
互に睦し 日ごろの恩
・・・
今こそ 別れめ いざさらば
二番の歌詞では「立身出世」を呼びかけているとか、全体が文語で「難解である」とかいう理由で敬遠されいるだろうとも思っていた。
40年ほど前、自らの卒業式に出来なかったこともあって、練習ではあったが、「感激」であった。高校時代を思い出すには十分であった。