サルビアレウカンサ


 朝からこんな秋晴れの日には、サルビアレウカンサが自らの紫を空に映すように花穂を伸ばし広げている。

 だから、これまでのアメジストセージから、いつもと違うサルビアレウカンサと呼びたくなるのだ。

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 気温が下がるこの頃になると、紫のビロードのような光沢のある花を咲かせるアメジストセージ
 花穂はなお少しずつ長くなり、繁るほどになる。そして色あせずに晩秋まで残る。

 一本一本でもきれいで、十分に見応えがある。

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 紫の花のように見えているのは実は萼(がく)片で、その先端に白の小さく開いているのが花なのだそうだ。
 もともとハーブの一種が、葉を利用するよりはもっぱら観賞用として楽しんでいる。

 近くに寄ると、確かに香る。
 色もあろうか、手折りたくなる。