明治立教一球の攻防


 東京六大学野球を見てきた。もちろん明治だ。

  優勝の行方 第7週明治ー立教戦で 勝ち点を取ったチームが優勝

に、先勝していた。
 
 イメージ 1 優勝に大手をかけた状況に先発した 星 投手。

 満を持した先発ながら140キロ少し手前で、2つの外野フライと三振で、抑え気味のスタート。

 2回表に先制してもらうと、内野ゴロと三振で3人ずつで4回までの3回も切って取った。ストレートも150キロ台、フォークもキレよく快投だった。


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 5回1死で許した初安打からの適時打も、6回の2つの内野安打からの決勝打も、打ち易い球を投げてしまった。
 マウンドに注目するネット裏にそよ風が心地よく感じられる、投手にとってはフォローも味方にして、気持ちよい投球になっていた。

 その2本の被安打は、どちらも1ボール2ストライクからの、近めのストレート系の球だった。
 調子がよかっただけに球が揃いすぎた感がある。


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 ここまで、打者17人に、58球のいいペース。
 降板した6回は2つの内野安打から始まった。野手陣の思わぬ拙守、妙な間をつくるベンチ、捕手の要求 …。

 投手には、どこかで必ずストライクゾーンに投げなければならない。
球場の中心のマウンドで、自分を取り巻く雰囲気を味わいながら楽しんで投げ続けて欲しい。

  立大3戦目に、抑えで、またいい投球をみせて優勝を決めてくれ
  るだろう。