酒好きは、色々な理由を付けて呑む。
私もその一人で、「今日は、○○の日」をつくっている。
桜の満開の景色が溢れている。
私のところは、それを呼ぶ菜の花が畑の真ん中で一株、幸せの黄色を広げている。
それを肴に、酒を呑んだ。
好みの室温でぴったりだ。
ちょっと濃いとろりとした感じだ。
精米歩合45%まで磨いた米でじっくりと醸し
たとしている。上品な吟醸香とやわらかい味わ
いが特徴だと奨めている。
鼻、口からゆっくり身体にしみこんでいく。
脳が頷く。心地よい余韻が広がっていく。
菜の花の肴
旨い。
酔いが気持ちよく湧いている。