「2年前ルール」のためか、文科省が大学入試センター試験に代わって、20年度から始まる大学入学共通テストの活用の
検討状況(19年1月時点)について、全国の国公私立
大学に聞いた結果を公表した。
「活用する」大学は、国立で約98%、
私立は約65%、
約30%が「まだ決まっていない」。
21年1月の共通テスト実施まで残り1年半だが、詳細な内容や運用方法が公表されていないため決めかねているのだという。
現行のセンター試験は、国公立の全校、私立大の9割が活用している。
文科省は、受験生の混乱を避けるため、活用の有無
などを速やかに公表するよう各大学へ要請するとか。
受験生の負担を軽減することだけは避けて欲しい。
大学での学び・研究のための基礎を付けて入るべきだ。