景気ウォッチャー調査


 内閣府が、景気ウォッチャー調査というのをやっている。

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                      15  16  17  18  19年

       全体━家計…・雇用‐・・‐企業ー  中間値50%


 6月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.1ポイント低下の44.0。
   家計動向関連は低下  企向関連は横ばい  雇用関連は上昇
 
 6月の先行き判断DIは、前月差0.2ポイント上昇の45.8。
       家計動向関連・雇用関Iは上昇 企業関Iは横ばい
  
    今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、
   「このところ回復に弱さがみられる。先行きについては、海外情勢等に

    対する懸念がみられる。」とまとめられている。



 「今月のあなたの身の回りの景気は、良いと思いますか、悪いと思いますか。」と
シンプルに、その人を取り巻く環境の景況感を聞くものらしい。

   コンビニの店長や飲食店スタッフ、企業経営者など全国計2,050人に対して
  質問に答えてもらい、それを指数化する。指数は50が真ん中で、50を超える
  と景気が良いと感じている人の割合が多く、50を下回ると景気が悪いと感じて
  いる人の割合が多いことになる。


 現状が44.0、期待が45.8だ。
 単純な問いに答えているだけなので、そのときの空気が回答を左右している可能性がありそうだ。