RUN への WALK

 

 明日は強い雨。今日も午後から雨になるらしい。

 「今日でしょう。」走るのは、・・・ としながら、間隔が1週間になると、いきなり走

るという訳にはいかない。

 2,3kmなら、それでいいのだろうが、少なくても10kmを走るとなると、足にも心肺にも相当の予告をしておかなければならない。

 

 最寄りの金融機関に行くのに、車によらず徒歩を選んだ。

 ついでに、7.5km先まで歩いて行って、帰ることにした。

 

 

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          こんな山の中 ・・・。

 

 知り合いが車を止めて、乗っていかないかと誘惑する。

 だから、ここを歩くのは嫌なんだ。

 

 市街地で早足になるのはそのせいだ。6km/時を設定している。

 帰りはたんぼ道を選んだ。ここでも、「歩いてるの」と。

 

        

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         左上に八溝が見えるはず ・・・。

 

 歩くのはゆっくりなので、景色の流れるのが遅い。

 ちょっと気温が上がって、水分補給をする。

 

 ふと浮かぶのは、永井龍雲の「お遍路」。

    ・・・ 人生の重みを杖で一つ   やっと支えながら ・・・

 

 まだ1/3は残っている。 

 そんな大したことではない。

 

 そこに「畦の紅蓮華 乾いた心に染みる ・・・」とあるが、紫のうつぼ草に惹かれてしまう。地方でも、絶滅危惧種に近いだろう。

            

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 ここまで維持してきた6km/時(10分/km)は、いつも意識していないとペースが落ちる。上がらないのは、脚力のせいかもしれない。

 

 ゴルフで、難しいホールではないところで1Wをミスする、丁度それと同じだ。

 集中とまでは言わないまでも、50%ぐらい意識しないと駄目なんだね。

 こんなふうに走っていて、ふと気が付くことだ。

 

  家に帰るのと同時に、雨粒が大きくなってきた。

 さあ、3,4日うちに、同じコースを走れるだろうか。