暴行無期限出場停止9日で解除

 

 21日午後、東京ドームでの巨人―DeNA戦。

 6回、  暴力行為による出場停止処分を受け、日本ハムから無償トレードで

     巨人に移籍した中田翔内野手が、代打で出場で四球を選んだ。

 

          

              f:id:komut:20210822122813p:plain はやく一塁に走れ。

 

   20日に両球団から電撃発表された中田の巨人移籍の結果がこれだ。

 

   無期限の出場停止処分を受けるに至った後輩選手への暴行問題は、「無償トレー

  ド」という思わぬ形で幕引きが図られ、暴力行為による出場停止処分は即時解除を   

   受けてこの日出場選手登録されていたのだ。

 

 

 11日に日ハムが科した、暴力行為が統一契約書違反で1、2軍全試合の出場停止という

処分は、移籍成立で帳消しになったのか。

 「出場停止選手」としてコミッショナー公示されていたはずなのだが。

 


 日本ハム栗山監督から巨人原監督への電話で始まったらしい。

 栗山監督の中田に野球を続けさせたいという親心と、復帰の道を用意した原監督の男

気という美談になっている。

 

 

 日本ハムが問題児を厄介払い。

 

 巨人はリーグ3連覇を果たすならなんでもありという考え方にのって、打線強化の現

実的な思惑を優先させた無償トレード。

 

 

     巨人の中畑清OB会長中畑清は、巨人移籍に対して日本ハムへのモヤモヤが

    爆発「このままでは球界は良くならない」という強い危機感を持っていると

    答えたとか。

 

     張本勲氏は「新天地で頑張ってほしいね」とエールを送ったという。

     やっぱりあなたに聞くんじゃなかった ・・・というところか。

 

 巨人OBで九回の大御所と言われる広岡達朗氏は、

     本当に巨人が中田を救うべきだったのか、との疑問が浮かぶ。

     私はこのトレード発表を聞いて、正直、あきれてしまった。反対だ。

                                 言っている。

 

                  ― ここらに、〇〇のある人は少ない。