岸田内閣は、強力なリーダーシップこそ発揮しないものの、安倍・菅政権では見られ
なかった穏健さで国民の支持を得ていたが、旧統一教会問題と安倍元首相の国葬問題
で、多くの国民の支持を失っている。
自民党が行った旧統一教会との関係調査 十分でない 64.6%
TV朝日の世論調査
安倍元首相の国葬 賛成+ どちらかといえば賛成 38%
反対+ どちらかといえば反対 59%
共同通信の調査
国葬についての岸田首相の説明 納得できる 18.9%
納得できない 72.6%
フジTV・産経新聞の調査
旧統一教会との関係調査は、度重なる後出しで、接点が続々と発覚している。
衆参両院議院運営委員会の閉会中審査での岸田首相の説明は、
これまで会見などで述べてきたものを繰り返すのみで不十分なもの だった。
丁寧に説明したと岸田首相は言い、
首相在任期間が・・・、経済や外交で・・・、各国が弔意を・・・、選挙運動中の・・・を
繰り返し、総合的な判断・・・に任せている。
それでも首相は、説明が不十分との部分がある、と認識している。
説明責任を果たし続けなければならない ・・・が、その後そんな様子はない。
日本ペンクラブが、国葬の実施について、将来に禍根を残す
と反対する声明を出した。
時の政府が恣意的な判断の下で、特定の政治家を評価することにつながる国葬は認め
られるべきではないと訴えた。