リスキリングという言葉を度々耳にする。
まず、第210臨時国会(22年10月3日招集)衆院本会議の、所信表明演説で岸田首相が、
個人のリスキリング(学び直し)の支援に5年で1兆円を投じる
と表明したことに始まった。
私の頭は、不毛地帯。
公務員なら、能力がない者を採用しないのがいいだろう。
民間なら、自らが企業が求める方向に金を使うべきで、国が出す要はなし。
リスキリングは、英語だろう、reskilling。
職業能力の再開発、再教育のことを意味する。
近年では、企業のDXデジタルトランスフォーメーション戦略において、新たに
必要となる業務・職種に順応できるように、従業員がスキルや知識を再習得
するという意味で使われることが増えている。
20年11月、経団連が「新成長戦略」発表した。
― 社員教育を税金でやらせようというのか。政ー経の馴れ合い。無駄遣い。
21年~22年、経済産業省開催の「デジタル時代の人材政策に関する検討会」
においても、失われる雇用から新たに生まれる雇用へと円滑に労働力を移動
出来張るよう、企業が従業員のリスキリングを推進することを奨励した。
reskillinge は、re-skilling 。この re-、 実は曲者だ。
その1 (ラテン語系の語に用いて) 反、後、退、離、再、相互。
その2 (動詞またはその派生語に用いて) 再び、新たに、繰り返して。
1に再があるが、2の意味に間違いなし。
1の反、離 としたら、どうなのか。
5年で1兆円 ー この金は、一体どこへ流れるのか。