お祭り騒ぎ

 

 今年の成人式は天気に恵まれて、成人者にも祝う側にも、さぞかしよかったことだろう。
 15日から第2月曜にしたからだと言ってしまえば、それまでだ。
 
 次の日には決まって、「にぎやかな成人式」の様子がニュースになって私たちの前に、広げられることになる。


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 今年の成人者数は、日本の総人口のうち1の%ぐらい。この成人者たちは、そのまた0.1%程度だろう。大した数ではない。


 「選挙権を18歳以上」と決めた国会議員は、どう受け止めただろう。
 (そんなふうに考えるようだったら、こんなの可決しないか。)

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 成人を祝う人たちの頃と比べたら
はるかに幼稚化していることに気付
きつつ、どうにも出来ない大人たち
の方が情けない。
 成人式は、お祭り騒ぎだ。        さいたま市 


     新成人に「態度なってない」式辞で市長声荒らげ 
                 
     兵庫県明石市泉房穂市長は式辞で「ざわついていて、
   皆さんの態度はなっていない。式典に多大な税金を使って
   いるが、取りやめを考えたくなる。」と声を荒らげた。
    関係者や新成人からは、前触れなく怒鳴るような言い方
   をしたことに批判が出ている。
     ある市議は「静かにしなさいと注意せず、頭ごなしで行
   き過ぎ」とし、新成人は「大人げなく、見習いたい態度で
   なかった。」と話した。
     一方で泉市長はお祝いの言葉を贈り「厳しい時代だが、
   それぞれ強く生き、明石を大切にしてもらいたい。」とも
   話した。(神戸新聞の記事要旨)
 

 風景が見えるようだ。週5日、そういう世代と付き合っているから、どちらの言い分も分かる。
 これには、抗しようがない。自然と改善に向かうのを待つ以外ない。
 私は、降参で逃げる。