山際経済再生担当相の退任劇は、急転直下だと表現されたが、24日午後だけのこと
で、あの説明に多くの非難を浴びても辞任しなかったのは遅かった。
日テレNEWS
14時ごろ 首相 「山際大臣の交代は全くありません」
15時 自民党役員会 首相欠席
15時45分 経済財政諮問会議 とりやめ
19時ごろ 辞任表明「自分の決断」 ➪「実際は更迭」
2019年の写真は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の韓鶴子総裁との写真。
教会との接点が指摘されるたびに「記憶にない」「記録に残っていない」を連発。
最終的には、報道陣に押し切られる形で教団との関係を認めた。
何か新しい事実等々が、様々なことで出てくる可能性はございます、とまで。
「瀬戸際大臣」「後出しじゃんけん」といった批判が相次いでいた。
24日夜、首相官邸に到着した山際氏は、「辞表を提出しました」と、語った。
何か深い関係があったわけではないので、説明ができなかったのは事実。
20年間の政治活動を全部、覚えているほうが自然ではない。開き直り発言。
国会議員として法に触れるようなことをやってきたわけではない。
国会議員としての活動は、信用を取り戻すために、これからも続けたい。
この居直りぶりに、怒りの声が殺到しているという。
逆ギレしながらの答弁。辞任の理由は説明になってはいない。
姑息な論点ずらしをする不誠実さ、傲慢さに満ちている。
今後の説明責任について、「聞いていただければ答えます」というが、「閣僚でなくな
ると、取材はだいぶ数が減るじゃないですか」と、まるで他人事のようにつけ加えた。
この人も、旧統一教会の選挙協力・運動等がなければ議員になれなかっただろう。
選挙区の皆さん、落とすしかありません。