朝、目が覚めて温かい日本茶を淹れてゆっくりと味わうお茶は、古くから親しまれて
きたのだろう。
まして私など、やらなくてはいけない仕事や学校、家事が待っている忙しい日の朝は
ないからに、ゆっくりとお茶をいれて味わうのを常としている。
私には、朝茶はその日の難逃れ という諺らしき言葉が蘇る。
母や祖母の言葉だ。
自分で飲む前に、仏壇と神棚に供える。(ここの順番が大事だ。)
朝、茶を飲めば、その日一日のさまざまな災難を逃れることができ、
幸せな一日を過ごすことができるという意味だと信じてきた。
一日の始まりである朝に、丁寧に淹れた一杯のお茶を味わうことで、ゆったりと心
を落ち着けてリラックスすることができる。
また、日本茶特有の甘みと後味に残る柔らかい苦味で気分をリフレッシュし、その日
一日活動するためのスイッチを入れられだろう。
心と体をリセットし整えることで、一日を頑張ろうという気分にさせてくれる。
外にも、日本茶に含まれるカフェインで頭が・・・覚醒作用と疲労回復効果。
アミノ酸の一種であ「テアニンで・・・リラックスできる効果。
カテキンで血糖値上昇抑制、免疫力を高める効果、ありと言われている。
私に忙しい日々はないが、朝にゆっくりとした時間を持つことで、日々を大切に感じ
て始めようと、気持ちも新たにするのだ。結局もう、そんな歳なのだ。
古くからある朝茶は、リラックス効果や血糖値の上昇を抑制、免疫力を
高めるなどの効果をもたらしてくれるとも信じている。(茶菓子は後日とする。)