古本屋へ行った。
通販の方が、欲しい本が確実に手に入るが、たくさんの本の中から目当ての本を探すのは楽しいし、思わぬ獲物に出合うこともある。
本屋が郊外型になって、古本屋も埃の匂いがしない。
それでも、本は溢れている。
何ヶ月か来ないうちに、そのジャンルの本の並ぶ棚が延びていた。
本を探す人は、少ないようだ。
この本屋(会社)は、「総合リユース業」への転換に向けて
再スタートしたらしいが、売上が増収している反面、営業利益
は赤字だと、どこかで言っていた。(人件費と配送費だと。)
新本に比べたら輝かしい照明を浴びていない、古本で探す
のがいい。
夏目漱石に、三部作というのがあるが、私は高校生に薦める三部
作を探している。
後期 『彼岸過迄』『行人』『こころ』
私の選ぶ三部作 『水曜日の南階段はきれいに』朝井リョウ
(現在二作) 『本当の恋』森絵都
仕事の終わりに、紹介するように探そうと思っている。