RUN冬から脱皮

 

 もう春なのに、サボっている。

                そんなころ。「春なのに」  榊原郁恵 1983年 

                             作詞・作曲 中島みゆき

 

 体力が落ちているから、走れと言われているのだ。

 声が小さいからと、聞こえないふりをしている。

 

 それが、寒い。

 みんなはね、寒くはないと言っているんだが ― 私の怠けの証明

 

    うーん、寒いのは、怠けているということなのか。

    いまごろ、昨夜の酒が冷めているんだろう と言われそうだ。

 

 

 そんな外野のヤジに笑ったが、負けん気に火が付いた。

 今年は遅れていたが、山道を走る。

 

         

          まだ雪が融けたばかり 

 

 かつては、こんなところをすいすい走り登った。

 いいよ、帰り、下りを走ろう。

 

   怠けていて、いよいよ筋肉が落ちているのことに駄目押しされている。

   もともと気温が5℃を切ったら走らないとしてきたのを、そのまま続けていた。

   早朝、食前、長く を考えていたので、なかなか再開できなかった。

 

   走る健康法の類いには、科学的根拠がないとも聞いた。

   情報過多で、医療や健康に関する情報も洪水のように溢れている。

 

 

 それに、やっと重い腰を上げた。

 走る距離、速さ、頻度 緩いプランを見ていたが、まず歩き出すと、そうはいかない。

 上りでも、ゆっくりだか走っている。
          

         

 

    もうマンサクがさいているのだから、とにかく前へ。

    漢字で満作、別名金縷梅とは、縁起がいい。

 

 

 往きはよいよい帰りはこわい の逆だった。この設定がいい。

 明日からも、RUN のメリットだけを見て続けることにする。

 

      暑いより速く走れ、体調も良くなる。免疫系によい可能性がある。

      ドーパミン等放出で、気持ちが軽くなる。(ある運動生理学者)