関節の可動域を広げる


 強いボールを投げるのに必要なのは、どっしりとして無駄な動きをしない下半身と、上半身の捻転からのリリースポイント直前で最大になる腕のふりだろう。

 そして、これらを実現させる筋肉をつくるためにトレーニングをする
が、いわゆるウェイトトレーニング(サプリメント摂取)だけでは、その競技種目に相応しい筋肉にならないので、ランニングなどのごく基本的なトレーニングを我慢してやることになる。

 ゴルフの動きも似ているとよく言われる。
 投手の右肘の使い方と、ゴルフスウィングでトップからのクラブの引
き下ろしは全く同じ要領だ。

 
イメージ 1  遠くへボールをためには、やはり上から叩くので
 肩の可動域の広いことが要求される。
  その時、こんなストレッチが有効だと思って実践
 している。いつでも、どこでも出来る。
  実際には、前傾下半身を安定させた姿勢で、大きく振りかぶるように左右の肩を回す。
  これは、いわゆる「前健体操」だ。


 それでは、下半身ではどうかというと、少し動きは小さくなるが、自転車こぎのような動きを繰り返している。
                        イメージ 2
 下半身を振ったり腹筋を緊張させたりと体幹を   
意識してバリエーションはつけても簡単だ。
 身体全体で力を出すには、やはり股関節を柔ら
かくしておくことが必要だろう。